新垣結衣と星野源が結婚を発表「互いに支え合い豊かな時間を積み重ねていけたら」【コメント全文】
田村正和さん、芸に生き、芸に死す “ダンディー”貫いた77年
アリアナ・グランデが結婚! 交際から1年4か月でゴールイン
エンタメサイト「TMZ」によるとアリアナ・グランデとダルトン・ゴメスは先週末、カリフォルニアのモンテシートにあるアリアナの自宅で小さな式を挙げた。主なゲストは2人の家族。20人にも満たないアットホームなものだった。宗教的な儀式ではなく「2人で愛を誓い合う2人のためのもの」だったと同サイト。いわゆる人前式だったと見られている。 アリアナの代理人も雑誌『ピープル』にこの報道内容を認めるコメントを発表、「2人も家族もこれ以上ないほど幸せだ」と語っている。また関係者からは「アリアナもダルトンもモンテシートを愛している。2人はこの家で一緒に過ごすことが多い。ここを式の会場にするのは自然なことだった」。
Photo; Instagram
2020年1月に交際をスタート、パンデミック下で愛を育んだ2人。最初はニューヨークで一緒に隔離生活を送っていたが不動産エージェントのダルトンは仕事のためにロサンゼルスに帰った。これがアリアナに大きな一歩を踏み出すきっかけになったと関係者。「会うのが難しくなり、アリアナは賭けてみることにした。6月にハリウッドヒルズに家を買い、ダルトンに続いて西海岸に引っ越した」。この決断で関係はさらに深まり、昨年12月に婚約。交際を始めてから1年4か月で結婚というスピード展開になった。末長い幸せを祈りたい。おめでとう!
(結城洲央)
名作「タイタニック」後編12・0% 2週連続で2桁 関連ワード続々トレンド入りの反響
1997年に公開され、世界的な大ヒットとなった米映画「タイタニック」(監督ジェームズ・キャメロン)が14日、日本テレビ「金曜ロードショー」(金曜後9・00)で「後編」が放送され、平均世帯視聴率が12・0%を獲得したことが17日、分かった。7日に放送された「前編」も10・3%を獲得しており、2週連続で2桁をマーク。公開から24年も変わらぬ人気を見せつけた。
今回オンエアされる吹き替え版は、2003年の金曜ロードショーのために収録された“金曜ロードショーオリジナルバージョン”。主人公の声は「劇場版 鬼滅の刃 無限列車編」「エヴァンゲリオン」シリーズなどで知られる声優の石田彰(53)が演じた。
米俳優レオナルド・ディカプリオ(46)と英女優ケイト・ウィンスレット(45)が共演した映画史に残るスペクタクル超大作にして不朽のラブストーリー。豪華客船タイタニック号の船上で出会う画家志望の奔放な青年ジャックと上流階級の娘ローズの運命を描く。98年3月の第70回アカデミー賞で、作品賞など歴代最多11部門を制した。
日本においても当時、歴代興行収入1位となる262億円を記録。現在も「劇場版 鬼滅の刃 無限列車編」「千と千尋の神隠し」に次ぐ3位。実写作品として、また洋画としては依然、歴代1位の座をキープしている。
今回の“金ローオリジナル吹き替え版”の「タイタニック」はDVDや配信で見られない貴重なもの。ジャックの声は若き日の石田が担当。「劇場版 鬼滅の刃 無限列車編」の猗窩座役、「エヴァンゲリオン」シリーズの渚カヲル役などで知られる。
放送中から「タイタニック」「ジャック」「ディカプリオ」「救命ボート」「石田彰」といった関連ワードが続々とトレンド入りする反響を呼んでいた。(結城洲央)
春の新バラエティがほぼ全滅 ステイホームでも低迷する2つの理由
『報ステ』に悔いなし…古舘伊知郎が“自分の悪”を感じながら喋るワケ
「誰しも、自分は良い人間だと思いたい。でも、良い人の中にも悪がたくさんある。逆に、悪い人の中にも善がある。まず他人のことを言う前に、自分の中の悪を感じないといけない。たとえば、『報道ステーション』で〈シリアの内戦で550人が亡くなりました。とんでもないことです〉と堂々と言っていた時、遠い場所で起きた出来事に“美しく怒っている自分”を発見するわけです。本気で怒ってるんだけど、番組が終わったら、スタッフと一緒にワインを飲んで、ストレス解消してるんじゃないの? と考えると、自分の悪がわかる。ああ、悪だなあって……。『トーキングブルース』をずっと続けられたから、気付けたことでしたね」
人間の底辺には悲しみが滲んでいる。歌にブルースがあるように、喋りにもブルースがある――。 そんな想いを胸に、古舘伊知郎は1988年にトークライブ『トーキングブルース』を始めた。以来、2003年までライフワークとして続け、『報道ステーション』(テレビ朝日系)のキャスター就任で一度は遠ざかったものの、2014年に復活。昨年8月、6年ぶりに開催するも、新型コロナウイルスの影響で無観客だった。
「お客さんがいれば表情を見ながら、間を置いて喋ったり、次の話に行けたりする。でも、無観客だと話し終わっても、『次はなにを喋るかと言えばさあ』など不要な言葉を挟んでしまい、キリキリ舞いになってしまいました」 5月13日に『古舘伊知郎のトーキングブルース-無観客へのリベンジ-』を配信する。イベントを決めた時、緊急事態宣言は出ていなかったが、敢えて無観客を選んだ。
「またコロナの波が来ると思っていたので、一発やらざるを得ないなと。喋りたい一心ですので、無観客でも有観客でも聞いてもらえる人がいれば、とにかく開催したい。今回は、妄想で空席の椅子に1人座らせます。自分の脳を錯覚させて、余計な喋りは排除したい」
自分の中にある「悪」を見つめて
『トーキングブルース』では、悲しみとは何かを自問自答し続けてきた。1991年には42歳で他界した姉について、約1時間に渡って語り尽くした。 「数字で割り切れないところに、人間の悲しみがある。だから、〈550人亡くなった〉と数字で人の死を包むことに怒りを覚える。だって、ひとり一人の人生に物語があるわけですから。そのニュースを読む自分の中に悪を感じてきました」
『トーキングブルース』で語りながら、ニュースを伝えながら、逃れられない不合理と向き合ってきた。その心境は今も変わらない。 「テレビで品川駅の港南口が映されれば人多いなと思う。でも、俺も『ゴゴスマ』(TBS系)のコメンテーターとして週1で名古屋に向かっていた(※現在は東京からリモート出演中)。『自粛警察バカじゃねえの。その時々の悪者を見つけて叩くなよ! 』と感じるけど、周りにマスクしてない人がいれば、『なんで付けないんだよ』と脳に浮かぶ。ブーメランで自分に返ってくるわけですよ。だから、いつも自分の悪をちゃんと見ておかないといけない」 誰しも、思い当たる節があるだろう。
「(緊急事態宣言中に)銀座で綺麗な身なりの奥様が『人出すごく多いですね。参っちゃいます。私たち買い物に来たんだけど』と街頭インタビューに答える。『あなたもその1人だよ! 』と感じますよね。人は、自分を輪の外に置いて客観的に見てしまう習性がある。これが、エゴと悪だと思う。ただ、マイクを向けられたからテレビ用のコメントを言っているだけで、100%の本音ではないはず。実は答えている人が悪いんじゃなくて、テレビが暗にそんな発言を求めている部分もある」 人はその場に適応して生きるため、常に矛盾を抱えるのだろうか。古舘は相反する気持ちをどう解消しながら、メディアで喋っているのか。
「……解消はできないですね。いつも自分の発言を俯瞰しながら、心の中で実況しているんです。『今、私は善100%で喋っております』とか『70%くらい悪を認めながらも、残りカスの善30%で喋っております』とか。人は、その時々で偽善者にもなれば、偽悪者にもなる。
『偽悪者ならば嫌われないというイヤらしい善も発動しております』と実況することもある。悪の中に善があり、善の中に悪があると思ってますから、全然解消できない。本当の悪を断つために悟りを開く修行なんて出来ないから、せめて自分の中の悪や善を描写することで、何とか免罪されようとしてるんじゃないですかね」